本年度のものづくり開発塾のテーマは、「課題の整理力・新たな発想力養成講座~製造業で活用するシンキングツールの体験~」です。
地域の技術者を対象に、製造業における課題の整理力と新たな発想力を養成する講座を開催いたします。本講座では、製造業でも活用できるシンキングツール(ブレーンストーミングやSCAMPER法等)を用いて、自社技術の強みや現場技術者の視点から見た製造業や自社の魅力を収集した情報を整理し、発見する力を高めます。これにより、日々の業務において能動的に課題解決に取り組む意識向上の一助となるプログラムを提供いたします。
本講座を通じて、社内で共有されていない良い点・改善点をシンキングツールを活用し、技術者視点で取りまとめた報告書の作成を試行します。
◆プログラム
1.集合講座(第1回)令和7年1月22日(水)14:30~16:30 新潟工科大学
(1)話題提供「製造業で活用するシンキングツール(仮)」および本講座の取組の説明
(2)テーマ①「技術者視点の自社の仕事の再認識(仮)」の取組説明およびツールを活用した業務フロー分析実習
2.自主活動(3)業務フローに関する事業所内ヒアリング※2
3.集合講座(第2回)令和7年2月6日(木)14:30~16:30 新潟工科大学
(4)業務フロー分析の整理および発表
(5)テーマ②「技術者視点の自社の魅力発見(仮)」の取組説明
(6)ブレーンストーミング
(7)経営層へのインタビュー項目整理実習
4.個別活動(8)経営層へのインタビュー(運営者同席)※3
5.集合講座(第3回)令和7年2月26日(水)14:30~16:30 新潟工科大学
(9)アイデア精緻化実習
(10)報告(公開予定)
※1 講座では、実習や資料作成の際にPCを使用するため、各自でPCの持参を推奨いたします。ご持参が難しい場合は、運営側でPCを用意することも可能ですので、申込書に記載ください。
※2 受講者が、事業所内における種々の意見収集する事がありますので、是非に事業所内において御協力いただけるよう環境整備(事業所内でのインタビューの実施等)をお願い申し上げます。
※3 (8)の経営層へのインタビューの実施日程は、受講者がインタビュアーを担い、運営関係者は、受講者サポーターとして同席します。
◇運営体制:講師:新潟工科大学工学部機械システム学系 堀 雅和 教授
◇対象:柏崎市内の製造業または柏崎商工会議所機械金属工業部会、一般工業部会のいずれかを主たる所属部会とする事業所の方
◇定員:5事業所 (各事業所 最大3名)
◇参加費:無料
◇参加申込:チラシの申込書(こちら)によりメールまたはFAXにてお申し込みください。
◇締切:令和7年1月20日(月)
◇お問合先:新潟工科大学 地域産学交流センター 高橋(career-sangaku@adm.niit.ac.jp)
tel:0257-22-8110
fax:0257-22-8123